月曜9時のparty people

ナンダカンダ藤井流星くんのファンが書きたい時に更新するブログ

神山さんの10000字インタビューを読んで

こんばんは。ジャニーズWEST楽曲大賞の投票がいよいよ明日11/23(日)23:59までとなりました!詳細は一つ前の記事をご覧くださいませ。と宣伝はさておき。今月もMyojo10000字インタビューの時期がやってきましたね。今回は感想をブログに書き残すよりもTwitterで書き散らしてログを流した方がいいのかなとか思ったりしたのですが、自分が感想を読む時にTwitterだと探しづらさ読みづらさ極まりないので私もちゃんとブログに書きます。第4弾はジャニーズWEST神山智洋くんのお話。
 
 
正直なところ、アキンチョさんの時と同じく聞きたい話が聞けた感じがしなくてもやもやしている。二人ともインタビューで言ってはいけない、言いたくない事のガイドラインがちゃんと自分の中にあるんだなぁと思った。ただアキンチョさんのガイドラインはアイドルとして、ジャニーズWESTのメンバーとして言ってはいけない事が基準になっているのに対して、神山さんは個人のプライドを守るため弱さを見せないように見える。
アキンチョさんは4人のデビューが決まって3人を追加したいとなって、もし3人が4人のバックみたいに見えてしまう事があるかもしれないけどそれでもいいかと聞いて3人ともYESと答えたと話していた。神山さんはそれまで7人でやってきたのが4+3になるのは絶対嫌だと最初は断ったが、濱田くんと流星くんはそれでもデビューしたいと答えたと話していた。アキンチョさんの気遣いと神山さんのプライド。どちらも大切なものだ。
 
 
この10000字インタビューを一言で要約するなら「昭和!」に尽きる。だって「おとんがいなくておかんが働きに出ていて、おねえは既に嫁いでいて、おにいはちょっと体が弱かったので幼い妹二人の面倒を見ながら家事もこなしていた」平成生まれの神山さんが、「おかんをラクさせたいとずっと思いながらアイドル活動をしていた。だからなんかあったら辞めようとかそんなヤワい決心じゃなかった」って語るんですよ。昭和でSHOWですよ。これ少女マンガだったら神山さんのレッスン着が隠されたりダンスシューズに画鋲入れられるレベルだよ?犯人はきっともうちょっとでゴリプされそうな位置にいるJr.とかだよ??そんな神山さんが所属していたユニットが「Hey! Say! 7WEST」って出来すぎた話。アイドル活動がリアルに自分とその家族が生活していくためのものだと幼い頃から理解していた神山さんが、まだみんな中高生で自分のやりたい事なんてわかってもいなかったであろう7WESTメンバーと仕事に対する温度差があって、ずば抜けて熱心でアツかったのも納得できます。 
 
 
私は関ジュ時代に関ジュ、7WEST代表として東京での仕事で頑張っていた神山さんを本当に誇らしいと思っていて、神山さんのスキルなら選ばれて当然だしそこで爪痕を残してくる神山さんはいつもすごくかっこいいと思っていた。流星くんのファンからして憧れの存在だったし、いつかは流星くんも神山さんみたいに東京でいっぱい仕事出来ますようにと願いながら応援していた。
神山さんはインタビュー中、野心がなかったと語っています。これは10000字を読んだ他の方も言及されてたけど、私もすごく意外だった。Jr.時代の神山さんは野心のかたまり略して野かただと思っていたから。個人としてやりたい事よりも、自分の所属する関西ジャニーズJr.が広まっていく事を望んでいた神山さん。それはまさしく私が神山さんが関ジュ代表として仕事する姿がかっこいいと思っていたものと一致していた。しかし、2012年辺りから関ジュの風向きは変わり出す。関ジュ全体に追い風が吹いてきて、活動範囲が格段に広がった。まいジャニ放送開始、元旦のTDC関ジュコンからの城ホあけおめコン、映画太秦行進曲公開、初の全国ツアーなどなど。そしてほぼ同時期ぐらいから関ジュ内で神山さんの序列が少し下がった気がしていた。7WESTでも、重神がセンターにいてそれをツインタワーが両端で挟む並びがしっくりきていたのに、重こたセンターの両脇にりゅかみがいる事が多くなった。7WESTで誰か二人を代表に選ぶなら重神しかないという空気が重こただろうという雰囲気に変わっていったのを思い出す。他担ながら心がざわざわしていた。おそらくその頃と同時期に「関西Jr.として流れが来てるから、個々のグループや個人でスキル上げても意味がない」と考えていた神山さん。その考え自体はすごく良いものだと思うが、当時関ジュ内でデビューさせる個人を選ぶのなら、求められていなかった考えなのかなと思いました。4人でデビューしますってカウコンで発表した時は私もショック死寸前だったけど、アキンチョさんの10000字で語られていた「この世界のいろんなノウハウを持ってる事務所が、ベストな形はこの4人だと決めた」には頷かざるを得ないから。最初選ばれなかった3人はこの世界でやっていくと腹を括れる小狡さが4人より足りなかったのだと思う。そうやって理性で理解しても感情はまったく理解できなかったから結果7人でデビューできて良かったって結論に毎回なるんですけど。
 
 
野心がなかった、の話に戻ると私はずっと、神山さんの事を「動」いて「掴」む人だと思っていた。でも実際は「待」って「受」け入れる人なのかもしれない。私が関ジュ、7WEST時代の神山さんに抱いていたイメージを、ジャニーズWESTの神山さんで新たに上書きしていくんだなと思ったインタビューでした。 神山さんが個人として野心剥き出しになるような仕事と今後出会えて、その姿を見てみたいと思います。焦らずに、神山さんにしか出来ない何かを見つけて欲しいなぁ。