月曜9時のparty people

ナンダカンダ藤井流星くんのファンが書きたい時に更新するブログ

W trouble 在宅ライブレポート

2020年12月11日から13日までの3日間全5公演、ジャニーズWESTの新作ライブ「W trouble」が無観客でオンライン配信されました。本来であれば今年の3月から5月にかけてのライブツアーだったんですけどコロナの影響で中止延期を余儀なくされ、一度は12月に会場を変えての振替公演が決まったにも関わらずジャニーズ事務所自体が年内のアリーナクラスの公演を全て中止にすると発表されてからオンラインでの配信日が決まるのを今か今かと待っていました。

「W trouble」は去年のツアー「WESTV」からライブ構成を任されるようになった流星くんがコンセプトから考え時間をかけて準備していて、ライブの世界観に通じるよう作られた今年3月リリースの同名アルバム「W trouble」が良すぎただけに公演が中止になり先が見えない時期はファンとしてもやりきれない想いを抱いていました。それだけに配信でも開催が決まった時はとても嬉しかったし、なんとか2020年のうちに披露される目処がついて本当によかったです。

f:id:jetstarmine:20201220200049j:image

配信前に出たティーザー映像で流星くんがこんな事を言ってたんですよ。期待するしかないじゃないですか?

以下セットリスト順に感想を。

 

オープニング

まず開演前はメインステに置かれた巨大な扉のような紗幕スクリーンに英字新聞の記事がスクロールしていくように映し出される。さすが、始まる前からジャニーズWEST史上最高にかっこいいライブに恥じない。なのにかかってるBGMはいつものジャスミングアップ(粉もんやええじゃないかなど)なギャップがおもろい。開演時間になり暗転してアルバムについているショートムービー「W trouble」の世界観そのままのメンバー紹介映像が流れ、W troubleのヘルメットを被った7人がメインステ紗幕越しに見える!花道で爆発する火花!始まる!と思った瞬間、なんとメインステではなくセンステに7人がいるんですよ!えっ???


1.W trouble

びっくりしながら流れるW troubleのイントロ。センステにドラム缶や鉄骨が無造作に置かれた治安の悪そうなセットに佇むだけで画になるジャニーズWEST。かっこいい。衣装はMステで同曲披露時にも着ていた黒地にメンカラーアクセントが入ったロング丈ダウン。流星くんは全公演サングラスかけてて登場からかっこよくて最高でした…。しかも髪色が赤というかピンクに近い色!似合いすぎててかっこよくて髪色だけで沸ける。センステからメインステに移動して踊る。


2.One Chance

ここでワンチャンは心地よい裏切り!なうぇすとぶりだったので沸いたし「救世主が必要なんじゃない?」って歌詞もW troubleの世界観に合うし何より久々の「超イイ…」爆沸きですよ。


3.Unlimited

この選曲も意外!一気に心がなうぇすとに戻される。改めて良い曲だな〜。


4.プリンシパルの君へ

W  troubleのヘルメットがプリントされた衣装に着替えてセンステで。プリンシパルってりとかんや10代のジュニアにカバーされる事もあってやっぱり若さ故に増す良さもあるなと思っていたんですけど、本家のプリンシパルの安定感とかわいさの中のほろ苦さはアラサーにしか出せない良さだ!と再認識しました。


5.WESTォォォォ!!!〜愛のセッション〜

楽しくてよきかな。しかしLED背景は画質がどう頑張っても死ぬしバックの関ジュ紹介してくれてるのに画質が以下同文だからこれはWESTに限った話じゃないけど現場ではめちゃくちゃありがたい巨大LEDモニターも配信だと死にアイテムになるのだと学んだ…。


挨拶

いつもよりは時間もコンパクトであっさりめ。初回は流星くんが「やっと会えたよー!うれしいよー!うれしいよー!」って推しに会えたのが嬉しすぎて語彙力ゴミになったおたくの発言みたいでかわいかったです。


映像(W trouble)

芸術が禁止された世界でグラフィックアートをゲリラ的に行う集団、W troubleについての紹介的なムービー。当たり前だけどツアー始まる前に撮ったやつだからみんな髪型が微妙に違う。


6.Try me now

メインステの巨大LEDモニターがご開帳してなんと!中からジャングルジムのような鉄骨マンションが!ドリボかPZかな?と思った人はきっと仲間。あと個人的にはNCT127のライブも思い出したりしました。

f:id:jetstarmine:20201222222925p:image
わかる人は一緒にニヤニヤしてほしい。無骨なセットとアホみたいに上がる火柱、KAT-TUNIGNITEみもあってとにかく流星くん色々勉強してきたんだなぁ…と思う。衣装がブラウンのスエード地のトライバルっぽい雰囲気のでかっこいい。が、これ汗すごく目立つやつだ!途中でセットを縦横無尽に移動しながらパルクールしてるし流星くんがかっこいいと思ったもの全部盛りって感じです。しかしこの曲の歌詞ほんまに意味がわからない。


7.Glory Days

メインステとセンステを繋ぐ縦花でジュニア引き連れてレゲエ調の曲をラフに踊るの良い!目新しい事をやってるわけじゃないのに音源よりさらに好きになったかもしれない。


8.Survival

神山智洋先生の新作。先にAぇ! groupに提供された「Stray dogs.」を聴いていたので今思えばロック〜メタルな作風で繋がっていたんだな。私は神ちゃんの音取りがしっかりしている振付が気持ち良くて大好きなので今回も大満足だし次回以降も是非の気持ち。流星くんの踊りのかっこよさが特に映えるのが神ちゃん振付曲なんですよ〜!


9.Special Love

あんなに踊った後に即アカペラできるのすごくないですか?WESTの歌うまトリオこと濵桐神は宝。別にこの曲に限った話ではないですが歌がうまいジャニーズ数あれど、ソウルフルでいて柔らかさもある歌声の桐山照史さんは唯一無二の存在!現場で見てたら「紗幕のせいで顔が見えない」って絶対怒ってたけど紗幕に歌詞や映像が映し出される演出は綺麗だったので配信なら許しました。現場なら絶対顔が見えない事に対して文句を言っている。


ミニトーク

センステからメインステに移動しながらMCまではいかない小話を。


10.証拠

生バンドの証拠…!年末の歌番組でやらないかなと妄想していただけにここで見られると思わなかった!こんなん何回やってもいいですからね。生バンドで歌う事により曲の持つ力がさらにエモーショナルになっていた。


11.アンジョーヤリーナ(11/12昼/13夜)

この曲はとにかく重岡くんのエナジーがすごくて、配信でこれだけ画面の向こう側にも伝わってくるのは才能だと思う。この曲はいつかWESTバンドで披露されるかもと想像したりしたけど、生バンドと一緒に歌ったのは大正解。


11.ANS(12夜/13昼)

ステージ上にバンドメンバーのものではないギターが2本置かれた時点で全てを察し挙動不審になりかけたのですが、ギブソンレスポールをかき鳴らす流星くんを見せてくれてありがとう。神ちゃんの足元にはエフェクター揃えてあったのに流星くんの足元には何もなかったの、りゅかみの解釈ITZYすぎる。


12.週刊うまくいく曜日

サンボマスター山口さん提供の2021年第一弾シングル。先行披露されたMVでも証拠で見せたWESTらしさを引き継ぎつつ楽しい1曲になっていて、回を重ねるごとに楽曲が育っていく様子をリアルタイムで目撃できたからリリース時にはどうなっちゃうんだろう?というワクワクさがある。歌番組で披露される時もバンドの皆さんついててほしいな。13日昼公演でジャンプしようとしたら尻もちついちゃった淳太くんが天才で未だに思い出しては笑ってしまう。


MC

いつものMCと比べたら尺が短くて物足りなさあるけど最終公演で濵田くんのサプライズバースデーもあったし楽しかった。WESTのMCおもろくて大好きなので…。


13.The Call(はまりゅせ)

LOVE,DREAM,HAPPINESS…それ以外の言葉いるか?


14.Gimme Gimme Gimme(バドかみ)

アメリカの古いコメディ映画みたいな映像から毛布に包まりソファに横になる女性(マネキン)と淳太くんが登場。これ今回のユニ曲の中でも一番パフォーマンスが好きだった!3人ともスタイリングばらばらなのに統一感があって好き。前回のONI-CHANもだけど淳太くんはユニ曲で毎回外さない。薔薇の花束を投げ捨てる照史くんも黄色い丸サングラスしてる神ちゃんもよかった!


15.do you know,girl?(しげこた)

ツインギター!望ちゃんのサングラスは別にレアではないが重岡くんが丸メガネのサングラスしてるの珍しい。7WESTが全員ギター弾けるなんて10年前の私は想像できたでしょうか。。。


関西ジュニアコーナー(A.D.D.I.C.T〜関西アイランド)

現場だったら近くに来てくれる関ジュももっといっぱい見れただろうにね、、、


16.Go Low Low

メインステの鉄骨セットがそれぞれの部屋のようになっていて、そこからマイクが伸びており衣装も黒スーツだしシックで大人なジャニーズWEST!良すぎる!ゴロロはリリース時に曲めっちゃ好きだ〜と思ってましたが演出でさらに好きになっちゃった。この曲だけでもマルチアングルもらえませんか…JEにお願いしたらいいんだろうか。


17.君だけの 僕だけの

鉄骨セットのまま歌う。途中でセットの真ん中が開いてジャニーズWESTが白衣装に着替えて出てくるんですよ。鉄骨のセットには黒衣装のジャニーズWESTがまだいるんですよ。何これイリュージョン?分身?忍術?確かに忍者の映画の主題歌(バンザイ夢マンサイ)とか忍者の曲(もう1%)とか忍たまの主題歌も歌ってるけども。どこまでが映像なのか生なのか全然わからない。でも最終日に流星くんが髪色をメンテして少し色味が濃くなってたおかげでこの曲だけ前撮りなのかなとわかりました笑。これ配信だからできた演出なのかな?実際のライブはどうするつもりだったのか気になる。


18.アメノチハレ

ライブの本編ラストに歌ってそうな曲だなと思ってるけどこの位置なのも悪くない。


うちわタイム(回替わり・11Aパターン/12昼13夜Bパターン/12夜13昼Cパターン)

・Aパターン

19.Colorful Magic

20.アカンLOVE〜純情愛やで〜

21.おーさか☆愛・EYE・哀

22.100% I Love You

23.パリピポアンセム

・Bパターン

19.HEY!!!!!!!

20.アカンLOVE〜純情愛やで〜

21.スタートダッシュ

22.人生は素晴らしい

23.ホメチギリスト

・Cパターン

19.ごっつえーFriday

20.アカンLOVE〜純情愛やで〜

21.バリ ハピ

22.ジパングおおきに大作戦

23.ズンドコパラダイス

ジャニーズWESTさんは夏の松竹座ライブの時から無観客ライブでもファンから手作りのうちわを送ってもらってそれを客席に飾ろう!という粋な事をしているのですが、今回は客席を歩きながら置かれたうちわのファンサに応えていくという見ていても楽しい最高の企画。ブロックごとにメンバーのうちわが固められてるのでこれ現場だったら周りに同担しかいなくて血を見るやつ。重岡くんはニラネタと歯ネタだったり望ちゃんは筋肉ネタだったりネタかぶりうちわを固めて配置してたの面白すぎた。

今回はここが日替わりポイントで、アカンLOVE以外はシングル曲だったり少し懐かしい曲も選ばれていて楽しい。しかしごっつえーFridayを金曜にやらなかったの謎すぎ。流星くんが日曜のMCで「今日土曜じゃないんや?」と言っていたのでマジボケだったらどうしよう…笑


24.Big shot!!

ワールドカップバレーの振り返り映像が終わると「Big shot!!」ってロゴがドーンと出てこの1曲。衣装はバレーの時に着てた衣装の雰囲気そのまま少し豪華にアップデートした感じ。ビグショも曲が育っていった好例というか、これがなかったら証拠はああなってなかったかもしれないと思わせるくらいジャニーズWESTの最近の方向性をがっちり決めてくれた1曲だと思う。


25.to you

重岡くんがジャニーさんを想って作った1曲。めちゃめちゃめちゃいい曲なんですよね…。この曲で本編終わるの、悲しいけど笑っちゃう感じでぴったりだ。


メンバー1人ずつ締めのコメント

最終公演にて流星くんが5大ドーム公演を諦めてないところに感動した…。絶対連れてってね。


エンドロール

ジャニーズのライブの本編ラストにエンドロール流すのも珍しくなくなってきたなと思う。


EN.ええじゃないか

もう一度W troubleやるのか?という空気でメインステの紗幕越しに見える7つの丸い頭。ヘルメット…いや、たこ焼きだ!ほんまにアホやwwwwwwwなうぇすとの時にもたこ焼きの被り物はしてたけど今回は電飾付きでちょっと大きくなってるのもさらにアホ。LEDつきの舟まで出てくるしセンスが好きすぎる。最後に引きの映像で「バイバーイ!」ってNHK風の「終」ロゴを画面右下に出すのもアホ。アホは最高の褒め言葉です。


FC限定映像

本当はツアーの時に流すはずだったブリッジ映像供養タイム。関西弁禁止でええじゃないかを歌うミッションで流星くんが「江戸生まれの〜、江戸育ちや〜」って歌ってNGだったのおもろすぎて天才。いつもならライブ終わればそこでおしまいだけど、配信ライブはアフタートーク聞けるのも楽しかったな!

 

 

セトリ順に振り返ってみましたが、流星くん曰く配信向けに内容を変えた箇所もあるとはいえほぼW troubleツアーを体感できたんじゃないかな?と思います。配信ライブは今年いっぱい見たけれど同じ公演を5回も連続して見るのは私も初めての経験で。最初は普段現場なら流星くんばかり見てしまうのにそれが出来ないもどかしさや慣れなさがあったけど、最終公演が終わる頃には現場に通うあの感覚にかなり近いものを得る事ができました。例え声が出せなくても、現場で体感するものは何にも替え難いと先月Aぇ! groupのライブに行って痛感したしその気持ちは変わらないです。でも無観客配信という決してベストな状態では演者もファンもない状況でベストを尽くそうとする姿に画面越しでも伝わってきたものはものすごくあって、ここでもらったものを次に実際にジャニーズWESTに会えた時にファンが熱と愛をどれだけぶつけられるかな?というのは今後の楽しみでもあり希望でもあります。今回の配信ライブは私にそんな希望を灯してくれました。あとやっぱり現場で流星くん演出のライブを体感しない事にはもっとあれこれ言えない気がするのでね。流星くんがドームを使ってどんなすごいやつを見せてくれるかメチャメチャに楽しみだし私からのプレッシャーなんて軽々と超えてくるのが流星くんって人なので♡

どうしても流星くんの話ばかりになってしまうけれど、今回のライブはジャニーズWESTいいグループになったな…とデビュー6年目にしてじんわりと実感したので2021年さらに人の心に刺さって抜けないものをあらゆるところで投げ続けるような活躍を期待しています!