月曜9時のparty people

ナンダカンダ藤井流星くんのファンが書きたい時に更新するブログ

選ばれた子供と子供たち

ご無沙汰しております。ゆるーく更新をコンセプトに開設したはずの当ブログですが気づけば90日間も放置しておりました。あらやだ怖い。その間は主にジャニーズJr.担の私が幅を利かせており、担当の初連続ドラマ出演に毎週火曜9時はお茶の間で胸を熱くさせながらちょくちょく現場に遊びに行ったりしていました。「ミス・パイロット」あと2回で最終回なので見てくださいね(ジャニーズJr.担の私が思わず宣伝)

 

そんなこんなで昨日は大阪松竹座へ足を運びKinKan&なにわ皇子のコンサートを見てきました。コンサート自体はとても楽しかったのですが、まいジャニ初回放送から彼らを見てきて過去2回開催されたまいジャニコンサートにも行き、その度「若いっていいね!若いって素晴らしい!」とただ圧倒されていた私ですが松竹座で見た彼らは大人の階段を昇りつつあって、それが少しだけ寂しくもあったのです。

今回抱いた感情に近いものは3年前に松竹座で見た7WESTコンサート初日直後です。私はジャニーズ特有の「選ばれた子供たち」にしか出せない根拠のない強さや輝きに惹かれる傾向があって、当時も自らの意思で大人になりゆく7WESTを見てやっぱり寂しくなりました。勿論、大人になるって素晴らしい事だし、成長し頼もしくなり根拠のある強さを手に入れたアイドルって本当にかっこいいものなんですが、10代半ばの年頃にしか出せないあの魅力に惹かれてやまないからこそ私はジャニヲタなんだと思います。

そして、最近のジャニーズjr.の売り出し方に私があまりときめけない理由もはっきりとした感じがするのです。「選ばれた子供」はいても「選ばれた子供たち」が不在なんだなあと。その「選ばれた子供」もじいさんの審美眼で突然連れてこられた子というよりは己のスキルとファンの伸し上げ力で上がってきた感が強いので根拠のない強さを求める私にとっては既に根拠あるものを持っている子にぴんとこないのかもしれません。すっかりじいさんは終活モードに入ってしまっているので、この辺り自分の好きなアイドル像と世間の変化の差違をどう埋めていくかが今後の課題かなと考えるきっかけになった現場でした。

おまけとして3年前に旧ブログにUPしたテキストをそのまま持ってきたので参考までに。

 

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 ■20101228 Tue

君とランデブー100万回描いたっていいね」

 

今年も残すところあと3日しかないのに驚いて出てきました。遅ればせながらウエスト冬の松竹座公演お疲れ様でしたああああ(*´∀`*) 気がついたら全17公演中12公演入ってたよね…あれおかしいな。数えてはいけないものには理由があります、数えてはいけない!wwwこの冬はとにかく後悔しないようにやれるだけやる、って目標は達成できたんじゃないかと自分では思います。出演者でもないくせに達成感いっぱいだよテヘッ^^

 

 

私はウエストの選ばれた子供たち特有の何だかわからないけれど根拠のない強さや輝きに惹かれて去年ズニア担という未知の世界にぬるっと降りてきてしまったのですが、特に2010年春以降のウエストは雑誌などでその根拠のなさを必死に根拠のあるものとして身につけるべく、分かりやすい例で言えばダンスの練習や演技の練習であったり、日々の努力を惜しまないでいる発言が目立つようになりました。勿論そんな姿に胸を熱くしながらも、少しだけさみしかったのです。選ばれた子供たちはいつか自分たちの足で立ち上がって、意思を持ち自分の進みたい方向に全力で走り出さなくてはいけない。しかし意思を持つ事と引き換えに、根拠のない強さや輝きは自然と失われてしまう。ただそこにいるだけでキラキラ眩しくて、向かうところ敵なし状態のウエストを楽しむ時間はもう終わってしまったのではないかと。私はもう少しだけ自分たちの意思を持つ前のウエストをそっと愛でていたかった。初日公演を見終わった後は自力で立ち上がり始めたウエストがいよいよ現実になった事を見せつけられてちょっとブルーになったりもしました。ヲタクというものは自分のイメージしていない未来が現れたとたん悩み出す我が儘な生き物です。でも、2日目からは何をそんなに悩んだのだろうというぐらい嘘みたいに楽しかったんです。それは「NEXT STAGE」という曲が大きいのではないかと考えています。

 

「NEXT STAGE」は7月の関ジュコン@城ホールで初めて披露されて、その時からいい曲だなあとは思っていたのですがどちらかといえばBBVの10人のイメージが強くって、それは歌詞にも「奇跡なんかいらない この手で掴み取るだけさ」というフレーズが10人の力ずくで奪い取っていくような強さにぴったりだと思ったからでした。でもウエストが歌う「奇跡なんかいらない この手で掴み取るだけさ」ってフレーズにはまだまだほんの少しの根拠しかないけれど、何かわからない圧倒的な強さを感じたのです。私は何かわからないものが好きです。それが何かわかってしまった時に終わりを感じてしまう恐怖があるから。ウエストにはまだまだ何かわからないけれどビューティフルな未来を見せてくれるんじゃないかってわくわくするものがいっぱいあるってこの冬改めて思いました。明日の事なんてわからないけれど、今の私はウエストが大好きです。そして、ウエストにいる流星くんが大好きです。