月曜9時のparty people

ジャニオタヨンスプセン

関ジュ担がプデュに狂った2019年の話

2018年11月。梅田芸術劇場での関ジュコンが終わり松竹座でのクリスマスコンサートが始まる月末まで暇だった私は友達が見ていて面白そうだからという理由でPRODUCE48 (以下プデュ48) を見始めました。この番組から選ばれたIZ*ONEがちょうどデビューするぐらいの時期で、ぼんやりとメンバーが誰になるかを知っていたにも関わらずそんな事は気にならない面白さに寝る時間を削ってハイスピードで動画を消化する毎日。ASAYANなどのオーディション番組を見て育ったおたく×AKB48の知ってる女の子たちが出てくる組み合わせは馴染みが良すぎて新たなおもしろコンテンツとの出会いにハマりまくってしまいました。

年末には「来年もプデュXとやらをやるらしい」「今年がAKB48だから男子アイドルバージョンのXはLDHが参入する」などという噂が囁かれていて、プデュ48をリアルタイムで追いかけられなかった私は来年こそ最初から見たい!でもXって何?と思っていました。

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最初に出た番組ロゴ、LDHが出てもおかしくない雰囲気あったんだよね…。

 

それから数か月が経った2020年4月。私は新大久保でAぇ! groupのグローブ座公演を観る前に韓国料理を食べていました。プデュの話などすっかり頭の片隅に追いやられていたその時。一緒にご飯を食べていた友達が「今度のプデュですごく顔のかわいい子がいて…」と動画を見せてくれたんです。そこでは制服を着ためちゃくちゃに顔のかわいい男の子が腕と脚をぶっ飛ばしそうな勢いでお世辞にも上手とは言えないダンスを必死に踊っており、でも最後まですごく楽しそうに笑顔でパフォーマンスする姿に私の心は一瞬にして奪われたのです。その名はキムミンギュさん。

この動画、元気のない時に見て欲しい。絶対笑顔になっちゃう!

キムミンギュさんのおかげでプデュ新作への興味が湧き、今回はAbemaTVで韓国の本放送から約1週間遅れで無料放送されると知り俄然ハードルが下がるおたく。ほらいきなりスカパーチャンネルに加入しないと見れないとか課金しなきゃいけないってなると最初からそこまではいいやって尻込みしちゃうじゃないですか。

 

5月9日。AbemaTVでPRODUCE X 101(以下プエク)第1話の放送開始。ついに始まった!わ〜〜!プデュだ〜〜〜!本物のプデュだ!!と子供のような感想を抱きつつキムミンギュさん以外にも顔のかわいい子がいっぱい出てくるなーと思いながら見ていると、ローラーシューズを履いてSE7ENの曲を歌う愉快な男の子が出てきて私の目は釘付けに。彼はキムヨハンくんと言うらしい。小さい頃からテコンドーを続けていたけどアイドルになりたい気持ちも諦めきれず今回チャレンジしたというエピソードの良さもあり、よしヨハンくんを推そう!と決めたところで1話が終了。すぐヨハンくんの情報を調べてみると本国の投票でも上位だし、キムミンギュさんも順位が上位だったので「デスヨネ!!!!」とわりと好みが王道寄りな自分はここでもそうだったんだなと自覚しつつ毎週木曜21時にAbemaTVでプエクを見る習慣ができたのです。

 

しかしプエク、スキル的にすごい奴があまりおらず、今までのプデュだと実力者がグループバトルで頭角を表してきたり何も知らなくてもパフォーマンスのすごさに見入ってしまうみたいなのが少なくて楽しみにしていたグループバトルも長いな…無……という瞬間が多く、4話までは惰性で見続けているところもありました。グループバトルは2組に分かれて先輩グループの同じ曲をそれぞれパフォーマンス対決するから面白いのに先輩グループのデビュー曲or代表曲で2組が戦うというX独自ルールに改変されたの解せない…Xって何 (最終回まで幾度となく思ったワード)

 

5話は初めての順位発表式で練習生の数が最初の101人から上位60人へと絞られる回。4話までと同じく気もそぞろに見ていたら今まで見覚えのない金髪のかっこいい人が突然出てきたんですよ。

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ペクジン………?????お前、誰?????????

 急いでプロフィールを調べると前回までは黒髪だったらしい。それは私の金髪アンテナに引っかかってないわけだ。私の大好きな藤井流星くんにもほんのり似ているしこんなイケメンが隠れてたなんて?と興奮してしまい、途端にプエクへのモチベーションが上がってしまいました。

 

101人から60人になるとだいぶ顔と名前も一致しやすくなり、モチベーションが保たれたまま「そういえば友達がかっこいいって言ってたハンギョルって人がいるグループの動画見よ!」と再生したのがこちら。

これがめちゃくちゃよかったんですよ!!

60人になってからはポジション評価というボーカル・ダンス・ラップと自分がやりたいジャンルと曲を上位の練習生から選択していき出来上がったグループごとで対決をするんですが、ハンギョルのいるグループはダンスポジションでブルーノマーズの「Finesse」をカバー。自分たちで振付も考えなくてはいけないのでメンバー間でやり方の違いに揉めたりもしつつ、振付構成の良さとセンターハンギョルの草食動物の中に肉食動物が紛れ込んでるけど違和感なくハマってるところが個人的にすごく好きでさらにプエクへのモチベーションが上がってしまったわけです。

ポジション評価になると他のグループのパフォーマンスも見応えのあるものが増えてきて、ボーカルポジションの「Twit」でイヒョプがかわいいなと思ったり逆にラップポジションのペクジンがつらすぎて無理…となったり、投票権のない日本在住の茶の間は軽率に気になる練習生を増やしていきました。

 

6月半ば。約1週遅れのAbemaTV字幕版が待ちきれなくなった私は同じくAbemaで字幕なし版が本国放送の翌日にアップされている事を知り言葉も全くわからないのに再生するようになりました。しかもAbemaTVにアップされるタイミングすら待ちきれず課金すればプエクを放送している韓国のケーブルTV局の動画をリアルタイムで見られるMnet smartにも加入するハマりっぷり。これで本国と同時にプエクを見られる!ただし言葉はわからない。

練習生は60人から30人へとさらに減り、番組オリジナル楽曲の中から視聴者がこの練習生に合うだろうと投票した曲に選ばれたメンバーでグループを組んで披露する段階。その中でカンミニくんという子が今まで自信がなくてセンターやメインボーカルに立候補できなかったけど、ここでやらなきゃデビューできないからと果敢に挑戦し見事メインボーカルに選ばれたくだりにぐっときて、あースターシップ (所属事務所) の顔のかわいい子、今までそんな目立ってなかったけど気になるな?と単純な私はpick演出で見事に引っかかったのです。番組オリジナル楽曲全5曲のうち自分がどの曲に選ばれるかわからないから番組公式サイトの視聴で事前に全曲聴いて覚えてきてたり、歌の先生に褒められてすごく嬉しそうだけどなんだか笑顔がぎこちなかったり、すっぴんだとそばかすが見えてかわいかったり、またも"見つけてしまった"という気持ちになっていました。

その翌朝。いつもの通勤電車内で「昨日カンミニが気になったから動画見ちゃお〜〜!そういえばハンギョルのFinesseにもカンミニいたよね?」と軽い気持ちで個人カメラ動画を再生してみました。

Finesseはいつもハンギョルが目を惹くのでカンミニくんだけをずっと見続ける体験が初めてで、同じ曲なのに全然違うダンスみたいだし時々ニコニコ笑う顔がかわいいしその掴めない魅力に頭の中がいっぱいになっていたところ、お昼休みにスターシップ練習生の子たちが地下鉄の駅にファンが有志で掲載した広告巡りをしている写真がTwitterに流れてきました。

 

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絵やん…??

思わずノブの声になる私。後光が差してるし宗教画とかそういうやつでは。仕事してる場合じゃないので早く帰ってカンミニくんの他の動画も見なきゃ、と帰宅してから一気に個人カメラを再生して脳がガンガン揺さぶられひたすら画像を検索して出てきたのがこちら。

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いやギャップよ。この写真だいたいみんな様子がおかしいけどネックピロー被って澄ました顔でピースしてくるの面白いからやめてほしい。

なんか…カンミニくんって顔がいいのに様子がおかしいな?と思い始めたら運の尽き。みるみるうちに気になる存在になってしまいそんな中でもプデュの終わりはどんどん近づいてきます。

 

またもXって何?という敗者復活制度により31人の練習生はグループに分かれ番組オリジナル楽曲を披露するコンセプト評価へと進みます。ここでの楽曲が全部良かったのと31人になると特にpickしている練習生以外にも情が湧いてしまうので最終候補20人になるのが鬱になりこのままプエクがずっと続いたらいいのになとありえない願望を抱くようになります。

サブスク等でも聴けるのでぜひ!カンミニくんは「Pretty Girl」というかわいいんだけど切なさもある曲のメインボーカルを務めています。こんなの7WESTと2017年の関ジュ次世代クリパが大好きなおたくにバチバチに刺さってしまう。

アイドルを好きになるきっかけのひとつとして楽曲の良さは大きいので、プデュシリーズは先輩グループのカバーで今まで知らなかった曲を知れたりオリジナル楽曲がどれも良いところが魅力だと私は思っています。ほらハ…ャメチ…音頭とか歌わないし、、、たぶん私は前世でハチ…メ…ャ音頭とものすごい喧嘩別れしたんだと思う。

 

すでに最終候補20人が決まった後なのにMカウントダウンという音楽番組には30人 (1人少なくなってるのは怪我で降板してしまったため…) が出演しコンセプト評価の曲をそれぞれ披露したのですが、この番組出演が最後になってしまう練習生もいるのかと思うと些細な表情から残留したかを読み取ろうとする無駄な行為をしそうになったり翌日の順位発表を早く見たいけど見たら20人になってしまうから嫌すぎる…とメンタルも不安定になりながら順位発表式をリアルタイムで見守ります。

この頃にはカンミニくんとイヒョプが私の2pickになっており、2人とも前回の順位発表では20位以内に入っていなかったので厳しいかなと覚悟していたんです。同じ事務所の仲間の名前が呼ばれていく中、どんどん顔が死んでいくカンミニくん。もうだめかと思っていたら14位で名前が……呼ばれました………

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ここで完全にスイッチが入ってしまった。君が私の1pickに決まった。興奮のあまり明け方までその夜は眠れなかった。デビュー組に選ばれるかわからないけど最終回まではカンミニくんを見られる。最終候補20人は翌日のVLIVEの生配信にも出演する事ができるのでそれも嬉しかった。プエクでは番組の編集も入ってそれぞれのキャラクターが見えにくかったところも生配信だとこの子はこんな感じなんだというのがより伝わりやすくて20人全員が愛しくなっちゃって、ここからもし最終回まで1ヶ月ぐらい続いていたら愛着が生まれすぎて別れがもっと辛かったと思う。

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かわいすぎるんだよね〜〜〜〜

 

20人になり翌週には最終回というスピード感に自分の感情もハイなのかローなのかぐちゃぐちゃになりながらもその日はやってきました。最終回のデビュー評価では10人ごと2組に分かれ番組オリジナル楽曲を披露。歴代プデュではこのデビュー評価でセンターに選ばれたメンバーはデビューできるというジンクスがあり、カンミニくんに選ばれてほしかったけど叶わず。

ただこの少年美という曲のパフォーマンスがものすごく良くて、往年の少女漫画から抜け出してきたようなルックスと曲調のマッチングに「私の中ではカンミニセンターだよ…」と推しがいる場所が全部センターになるオタク理論で結果がどうなろうと最後にこんなに素晴らしいものを見せてもらえたんだから後は楽しもう、そもそも投票権がない日本在住だからなガハハ!と肩の力が抜けた気持ちになっていました。

 

刻一刻と迫ってくるデビューメンバー発表の時。まずは10位から。言葉はわからなくても少年美を歌ったメンバーという事だけはわかる。カンミニくんの顔も何度か映され、代表が「スターシップ…」と所属事務所を読み上げてからが永遠に思えるくらいに長かった。そこで呼ばれた名前はまさかのカンミニ。

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TVの前で言葉にならない叫び声を発しながら状況が理解できずただびっくりしていた。推しがプデュでデビューするってこういう事なんだ…。今まで現場でしか体験してこなかった高揚感にかなり近いものを茶の間でも体験できてしまった。これはやばい。ガンギマらないはずがない。次々と決まっていくメンバーにああこれから私はデビュー組のおたくになるんだなと妙に冷静に考えていました。最後のメンバーが発表され、本当に終わってしまった。デビューが決まった嬉しさとプエクがもう見られないという虚脱感。また朝まで眠れなかった。

 

それから5年間デビュー組のおたくをする予定でしたがアイドルグループを自分たちの手で選ぶ事が出来る画期的なシステムを売りにしていたプデュは結局製作陣の手によりメンバーが選ばれていた事が発覚します。なんという皮肉。それによりプエクからデビューしたX1は2020年初めに解散。カンミニくんは事務所に戻り、プエクに一緒に出演していたメンバーも含む新しいグループ (CRAVITY) として先月デビューしました。X1のメンバーもプエク出演者もそれぞれに活動を始めています。

 

2017年冬に関ジュ担に出戻った私にプデュシリーズがこんなに刺さってしまったのは、両者とも永遠にずっと一緒にこのメンバーで活動できないと言葉にしなくてもわかっていながら、その時その時で最善のパフォーマンスをし、一瞬が永遠に続いていくような夢を見せてくれるところに惹かれたからです。

今やユニット所属でないと扱いの線引きが大きく変わってしまうように見える関ジュですが、私が興味を持った頃はユニットがなく所謂メインメンバーは固定されているし大まかな序列も決まっていたけれどその中で前回よりソロパートがひとつでも増えたとか見せ場があるとかそういった些細な変化が嬉しくて、次はもしかしたらもっと前にいけるのかもしれないと想像させる余地がありました。後からプデュを履修してこれだ!って閃いたけど2018年夏のMidnight Devilがコンセプト評価曲だとしたらなにわ男子のMidnight Devilはプデュからデビューしたグループが歌ってると思ったらものすごくしっくりきたもんね…。夏はこの組み合わせで披露していた曲も冬には全然違う組み合わせに変わっているかもしれない。中にはいなくなってしまったメンバーもいるかもしれない。そんな刹那はプデュのグループ分けで見られたパフォーマンスにも通ずるものがあると言ってもいいでしょう。

 

関ジュはユニット制度が定着しつつありプデュの新作が放送される事は今後ないであろう今、刹那という青春にどうしようもなく心を動かされてしまう私が次に狂うコンテンツは果たしてあるのか。きっとこれからもそんな一瞬が永遠に思えるきらめきを無意識に探してしまうのだと思います。