月曜9時のparty people

ナンダカンダ藤井流星くんのファンが書きたい時に更新するブログ

重岡くんの10000字インタビューを読んで

MyojoのジャニーズWEST10000字インタビューシリーズも第5弾です。前回の神山さんの時は読み終わった後のもやもやを断片的にでも文章にする事で解消できるかなと思って感想を書いたのだけど、今回の重岡くんは気持ち良いくらいにストンと私の中に入ってきた。

 
皆さんそれぞれに「アイドルに求めるもの」ってあると思うんですが、私の場合は「自分の手の届かない高いところにずっといて欲しい」ってのがあります。ただ、高いところとはいっても普段何をしているのかわからない、生活感が見えない人よりは、「あっ、こっち側だ」ってたまに安心させてくれる人が好きです。アイドルという"あっち側"にいる人が、たとえこちらの妄想でも"こっち側"にいると思わせてくれるとぐっとくる。2007年のswitchでにのみやくんが嵐について「何でもない5人のアンちゃんが何処まで飛べるか」と言っていたのがすごく好きで。どこにでもいそうでいない男の子がアイドル業をしている時は永遠に手の届かない存在に見える瞬間に尊さを感じます。
 
重岡くんは私の中では"こっち側"をよく見せてくれる人だなと思っていました。そして、10000字を読んでもその印象は変わらなかったし、寧ろ前より強くなりました。周囲に流されて夢も目標もなく本当の仲間と高め合う喜びも知らず一生懸命になることもカッコ悪いと思っていた重岡くんが、なんとなく流れで応募したジャニーズ事務所のオーディションに来た時、直感的に「あっ、これだ!」と思えた事。どこかで探していた、燃えられる何かを。それからの重岡くんはストイックなまでに努力の人でした。でも自らをスネ夫タイプと語る通り、人間誰しも少なからず持っている、ズルくて自意識過剰な部分をふいに見せてくる重岡くんにやはり"こっち側"だなと安心させられたりするのです。
 
そんな重岡くんが「人は変われるから、過去をずっと後悔してたって未来は変わらない。かなわないかもしれないって未来に不安になってもしょうがない。未来を変えるために大切なのは今だから。俺は俺が今できることをやるだけです。」と語るのに泣いた。「心が弱っている時に聴くアイドルソングは麻薬」とはよく言ったもので、私がアイドルに求めるものにはまだ他にもあって、「つらいときに少しでも背中を押してもらえて明日も頑張ろうって楽しい気持ちにさせてくれる存在」ってのもあります。心の支え…って言うと大げさだし重いけど(笑)週末にコンサートがあるから今週も仕事や勉強を頑張ろう!みたいな。まさに今回の10000字はそんな内容だと思います。下手な自己啓発本を読むより重岡くんの10000字を読む方が今をしっかり大事に生きなきゃなって思える。
 
今が大事だと語り、4から7になった経緯は自分の中で忘れたいことだと言い切る重岡くんなので私も過去の話はええじゃないかって言及せずにおきたいのだけど3つほど。7WESTはアイドルの王道的なグループを目指していた話。2011〜12年頃は重岡くんもなんでもう一段階上に行けないんだろうってモヤモヤと焦りを抱えていた話。4から7に拘ったのはグループとして売れたい、国民的グループになるには絶対に流星くんのビジュアルとああ見えて本当はいろいろ考えてる中身、神山さんの歌とダンス以外にもさらなる伸びしろが見えたところ、他の誰かじゃ出せない存在感を持つ濱田くん、この3人が必要だと思った話。ここが気持ち良いくらいに私の中で答え合わせできた箇所です。人生も、青春っていう青春も全部捧げてジャニーズのアイドルをやってきた重岡くんがメンバーといると自分を律する事ができないくらいに素直で甘えらられて、こうやって7人でいるのが当たり前になっているのが幸せだと言ってくれる事が嬉しい。打算なんかで夢を掴み取ったセンターを擁するジャニーズWESTが国民的アイドルグループになるその日を楽しみにしています。"こっち側"の重岡くんが"あっち側"の高いところへ飛んでいく瞬間を見逃したくないなぁ。
 
来月はいよいよ流星くんの10000字なので今から緊張しています。